活動内容

活動内容

現在、保育士と栄養士が幼児を感染症から守る絵本を作成し、東南アジア諸国の言語に翻訳済みです。その絵本を各国の幼児教育現場に配布し、幼児に対する衛生教育の足掛かりとします。

その後は、衛生的な生活環境を整備し維持するための設備、消耗品(コップ、タオル、洗剤、消毒剤、経口補水液など)、栄養補助品を供給する現地組織を作ります。

東南アジアの現状

東南アジアの国々では、経済発展が進み生活は向上しつつあります。実際に都市部の教育環境は良くなっていますが、子供たちの衛生管理はまだまだ問題が山積し、子供たちは常に食中毒感染の危険に曝されています。

幼稚園と小学校が併設した所の給食の厨房には、屋外との仕切りが無く昆虫や動物が侵入でき、衛生管理が困難です。(タイ)

園児の教室の入り口には、水のみ場(がありましたが、コップが一つと歯ブラシが3本しかありませんでした。(タイ)

孤児院の水のみ場では、コップの飲みまわしをしていました。洗い方は決められていないようです。(ミャンマー)

トイレの入り口には、汚水が溜まり、裸足で子供たちが順番待ちしていました。院内の移動は裸足でしているため汚染の拡大が心配でした。(ミャンマー)

食中毒からアジアの子供を守る

私たちは、絵本を通じて各国で衛生教育を行い、現状の問題への気付きを得てもらうとともに改善のためのグッズを配布することで、食中毒の危険から子どもたちを守るための活動を行ってまいります。

今後の活動については「活動報告」にて随時更新いたします。