Engish Report

2021年12月

●バングラデシュのボランティアは、自費でマスクと消毒剤を準備し、絵本と一緒に配布しました。来年に向けて、再度マスクの制作準備を行うとの連絡がカントリーコーディネーターのジャハンジャー・ホセイン氏からありました。

今後、小学生高学年用の衛生絵本を創作し、小学校卒業レベルの露天商の衛生教育にも使える内容にします。絵はイラストレーター廣岡智樹氏に依頼しました。

これが完成すると、一般市民のボランティアによる衛生教育の普及が容易になると期待されます。

 

2022年1月

●バングラデシュ Pabna地区Shathiaの71 no Hatbaria小学校
(児童数220人 教員7人)に絵本とマスクを贈呈しました。(1月13日)

教室はトタン板で間仕切りされています。トイレの前には手押しポンプがあり、手を洗うことが出来ます。

 

● バングラデシュ Pabna地区Sujanagarの91 Vobanipur govt 小学校
(児童数200人 教員7人)に絵本を贈呈しました。(1月15日)

校庭で絵本の贈呈式を行い、絵本について説明をしました。

手洗い場とトイレ

多くの小学校にはトイレの近くに手押しポンプがありますが、専用の手洗い場がほとんどありません。この小学校では階段下に手洗い場が設置されていますが、清潔な環境ではありません。

昨年の衛生環境が劣悪な地域から、今年は一般的な農村地帯へと移動しました。しかし、多くの小学校には専用の手洗い場が皆無に近いことから、手洗い場の設置が今後の課題になります。

 

● バングラデシュのPabna地区Shathiaの113 no govt 小学校
 (児童数350人 教員7人)に絵本を贈呈しました。(1月16日)

校庭で子供たちに絵本を配布した後、絵本の説明をした。ブルーの建物はトイレ。

 

● バングラディシュのPabna地区Shathiaの31 no boyailmari govt小学校
 (児童数450人 教員8人)に絵本とマスクを贈呈しました。(1月17日)

学校の全景、ピンクの教室で絵本の贈呈式

手洗い場とトイレの外観

農村地帯の小学校では、トイレの上に給水タンクがあり、水洗トイレのそばに手洗い場があるケースは珍しいです。同じ地域にある小学校間でトイレ設備に差があることが確認できました。また、校舎の構造は良く似ていますが、教室の間仕切り、扇風機の有無、設備にも差があるようです。

 

●バングラデシュのPabna地区Shathiaの159 no Gonespur govt小学校
 (児童数180人 教員4人)に絵本とマスクを贈呈しました。(1月18日)

校舎/赤い机があるきれいな教室(天井に扇風機)/トイレ

 

●バングラデシュのPabna地区Shathiaの22 no Vaiyena para govt小学校
 (児童数175人 教員4人)に絵本とマスクを贈呈しました。(1月19日)

教室での読書/絵本の贈呈式/トイレ

 

●バングラデシュのPabna地区Shathiaの30 no Solabaria govt小学校
 (児童数240人 教員6人)に絵本とマスクを贈呈しました。(1月20日)

本の贈呈/読み聞かせ/トイレ(給水タンクがあり水洗式)

 

●バングラデシュのNarsingdi地区SadarのGreen Peace小学校
 (児童数195人 教員10人シフト制)に絵本を贈呈しました。(1月29日)

絵本の贈呈式

 

トイレ/手押しポンプで手を洗い、手で水を飲む子供

 

バングラデシュ最大の河川Megnaを小舟で渡って目的地に移動

 

●神戸新聞にNPO活動が掲載されました。(1月29日)

 

2022年2月

●バングラデシュのニュース(Jogonews24.com)でNPO活動が報道されました。(2月1日)
動画はこちら

【記事の要約】

NPOの創設者である山庄司志朗教授は、バングラデシュの農村部の子供たちが不健康なライフスタイルで生活していることを知り、これを改善するために、絵本で衛生的な習慣を教えることにしました。そして、現地のJahangir Hossainが協力者となり、絵本を遠隔地の小学校に配布しました。パブナ地区のSanthiaupazilaにある遠隔地のIslampur Government小学校の児童たちは、美しい絵本やマスクを貰って幸せだと喜び、また、クミルガリ政府小学校の教員は、子供たちに衛生教育ができたこと、そして、児童たちは新しい絵本やマスクに興奮したと述べました。校長は、山庄司氏のイニシアチブで与えられた本に従うことによって、子供たちが健康を意識するようになることを望んでいますとコメントしました。協力者のJahangir Hossainは、「山庄司氏は、少なくとも家庭での大人の助けと学校の先生の助けを借りて、子供たちが健康に配慮し成長することを望んでいます。」と述べた。パブナ・サンシア・ウパジラ・ニルバヒ将校のSMジャマル・アーメド氏は、山庄司氏は遠い日本から来た人道的な教授であり、バングラデシュの貧しい田舎の子供たちのことを考えているのは素晴らしいことで、彼は子供の身体的および精神的発達に取り組んでいます。政府のイニシアチブと非政府組織がこのように前進すれば、バングラデシュでの一次セクターの開発計画は迅速に実施されるでしょうとコメントした。

 

2022 年3月

●バングラデシュのMymensingh 地区Trisal の私立Darul Sunna Madrasa小学校
 (児童数250人 教員7人)に絵本とマスクを贈呈しました。(3月16日)

教室の風景(天井に扇風機あり)/手洗い場/トイレ(上部に給水タンクあり)

 

●バングラデシュのBhola 地区Monpura(島)のChor foyzuddin Govt 小学校
 (児童数300人 教員4人)に絵本とマスクを贈呈しました。(3月18日)

 

●バングラデシュのBhola 地区Monpura(島)のSofiq Ullah Academy
 (児童数200人 教員4人)に絵本とマスクを贈呈しました。(3月18日)